さらなる業務効率化に向けて
DX推進室では現在、BIM/CIMを推進する第一歩として、「施工計画に係る各種書類の三次元モデル化」を行っております。二次元の施工計画や図面を三次元のモデルに起こすことで、発注者への説明がしやすくなったとともに、現場代理人の作業量が明確になることから、段取りがしやすくなり、手戻りが大幅に減少するなど、省力化・省人化を実現しました。
今後は、計画工程より先のフェーズ、施工や維持管理でもBIM/CIMを推進し、さらなる業務効率化を実現していく所存です。
また現在当社では、BIM/CIMを推進する「DX技術者」の増員も検討しています(現在の2名体制。将来的には5名ほどの体制への増員を検討中)
現場代理人の業務負荷を軽減する取り組みとして、2018年から現場代理人の各種事務業務をサポートする「現場事務」を導入しており、こちらは普通科から新卒で入社した業界未経験者が活躍しています。同じく現場代理人をサポートするDX技術者も普通科または情報系学校・学部からでも十分に活躍できますので、興味がありましたらぜひお問い合わせください。
そのほか新しい技術への取り組み
新技術・新工法を積極的に取り入れることにより、技術力の強化、工事品質向上、コスト縮減や環境に配慮した施工を目指しています。
また、土木建設作業の高効率・高精度な施工を実現するために、情報通信技術(ICT)の活用に注目。電子データを有効活用することで、従来の施工プロセスの中で必要であった起工測量、施工、検測、品質、出来形管理の省力化、合理化等の改善に取り組んでいます。社内研修会では、元となる3次元DATA作成を通し、その仕組みを理解して施工に生かせるようにしています。